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お知らせ;これまで投資日記ステーションでお届けしてきた内容は、2月以降も「オプションの9ステップ」無料講座にご登録いただいた方に、無料講座終了後にメールマガジンとして配信していきます。
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1月相場は重要だと言った。1月の米株式市場は順調に値を上げてきたが、先週金曜日急落、マーケットは終日戻ることなく売り圧力に押された。週明けの今日も連続してマーケットが下がればマーケットは調整局面入りということになるだろう。昨年末の水準まで下がれば振り出しである。S&P500オプションのボラティリティは久々に1日で3ポイント以上の大幅増加を見せた。オプションプレーヤーにとっては面白い展開になる。先週金曜日のマーケットで他に目立った動きがあったのは原油相場である。1日に4%もの高騰を見せた。エジプトの出来事が中東に波及するとの連想で投機資金が原油に向かった。興味深いことに、株式市場が急落するとflight to qualityといって債券市場に資金が流入し債券先物が高騰するはずだが金曜日のTボンド先物は思ったほど上がらなかったことだ。一方で、原油相場が大幅反騰した。原油先物オプションのボラティリティも増加した。
さて、このページの私のブログは今日(1・31)で最後となる。そこで、オプションに興味ある読者にオプションでうまくいくためのコツを紹介しよう。オプションを始める前にオプションのしくみについて学ぶよりもずっと大事なことがある。それはオプショントレードのゲームの本質を知ることである。これを知ることなしにオプションをトレードするならやめたほうがいいだろう。オプションは株式や先物あるいはFXのトレードは本質的に異なるゲームなのだ。オプションマーケットをチェス(将棋でも囲碁でもいい)のボードのように見るのである。プレーヤーであるあなたは相手であるマーケットと対峙して戦っているのである。あなたはマーケットの今後の動きをイメージしてポジションをもつ。そのイメージ通りにマーケットが変動しなければあなたはどうするのだろう。ポジションを切って終りにするのだろうか?オプションではそれは「投了」を意味するが、あっさりそんなことはしない。オプションではポジションを変更することが容易だ。株式、先物、FXよりもずっと自由にポジションを構築できる。不利な状況から逃れ有利な状況にもっていける。オプションではスプレッドを自由に仕掛けることができる。このスプレッドも自由に形を変えることができる。これができるようになることが「オプションを使いこなす」ということを意味する。多分、オプショントレードは本質的なところにおいてあなたがイメージしているトレードとは全く違うだろう。私がオプションを勧める理由はここにある。あなたが株式、先物あるいはFXのトレードでうまくいっているならオプションに足を踏み込む必要はないだろう。そうでないなら、オプションはあなたの可能性を引き出してくれるに違いない。私がそうだったように。
今までこのBLOGにお付き合いいただいた方々に感謝します。2月からは、
http://ameblo.jp/option-jyuku/をご覧ください。このサイトにオプションマーケットの状況や私のトレードを掲げます。
今のマーケットを見ていると昨年の今の時期を思い出す。マーケットは昨年と同じサイクルを辿っているのだろう。株式市場が上昇しボラティリティが低下。米債券先物マーケットのスプレッドも低下・・・。マーケット参加者は安心している。株式をロングしているなら昨年の二の舞を演じないように気をつけるべきであろう。マーケットは昨年5月に「ギリシャショック」が発端となり大きく崩れた。マーケットではいつでも同じ道を辿る。それは、マーケットの参加者が安心し油断している隙にサプライズが発生するということだ。まるでマーケットは大勢の勝者を生むことを許さないかのように。
私は昨年はそのような状況を見込んでヘッジ玉を建てていたのでうまくいった。オプションではヘッジポジションを自在に操るのに向いている。株式をロングしているならボラティリティがいつ増加してもいいように備えておくといいだろう。マーケットに参加している者にとって最も大事なことは生き残ることである。利益は生き残った結果としてもらえる報酬である。
デイトレーダーは日々儲けようとプレッシャーの中今日も躍動しているに違いない。私はデイトレードはやらない。1年の中でも本当に大きなポジションをもつ時期を選んでいる。昨年は5月から本格的なポジションをとった。今年は年初に今年の縁起をかつぐ意味でちょっとポジションをとった程度で、あとは、「ジャブ程度」に債券先物オプションや通貨オプション、コモディティオプションをトレードしている程度である。この本腰を入れる時期だが、ボラティリティが増加した局面である。オプションプレーヤーにとってはボラティリティが高いところが稼ぎときなのだ。言うまでもなくここでいう「ボラティリティ」とはオプションマーケットの"インプライドボラティリティ"のことである。
では「ジャブ程度」のポジションとはどんなポジションかというとスプレッドである。マーケットが南北どちらの方向に行こうとインプライドボラティリティが突然爆発しようとも大丈夫なデルタニュートラルのポジションをとっている。最近はこれ(スプレッド)を通貨オプションを使ってよくやるようになった。全ての通貨は機軸通貨を挟んで関連しあっているのでスプレッドが有効なのだ。これをオプションをやるとほんとに面白い。あなたも試してみてはいかがだろう?
私の手元にバルタザール・グラシアンという17世紀のスペインの哲学者が著した著書がある。英語のタイトルはThe Manual of Prudenceで、日本語では「賢人の知恵」と訳されている。原書(スペイン語)のタイトルは不明である。昨今、ニーチェの本が売れているが、あのニーチェも「ヨーロッパはいまだかつて、これほど精妙にして複雑な人生の道徳律を生んだことはなかった」と絶賛した。
この中から私のお気に入りの言葉を紹介しよう。
「大きな賭けをしない」
「ときには放っておく」
「ツキがないときを知る」
「変化や転機を意識する」
Just to name a few(色々とある中のわずかをあげたにすぎない)である。
これらはオプションプレーヤーとしてマーケットに参加にしている私が絶えず意識していることである。マーケットと人生には共通項があまりにも多いことに気づくはずだ。以下の言葉も知っておくといいだろう。「いつ買い、いつ売るかなどの戦略を探し、開発することは、投資で成功するために最も重要なことではない。」(トム・バッソ)
FXをトレードしているトレーダーは各通貨の金利に敏感であろう。先物やオプションの世界では金利をよりダイレクトに取引することができる。一つは債券先物オプションであり、もう一つは短期金利先物オプションである。日々の金利の動きは大きない。ほとんど動かないといっていい。金利が日々大きく動くなら世の中おかしなことになるに違いない。しかし、デリバティブである先物やオプションでは将来の金利の水準を先取りする形で思惑が働くので日々変動している。特に、債券先物の動きは大きい。短期金利先物も将来の金利水準を先取りして変動するので現物市場における金利よりも動きは大きいのが普通だ。
さて、同じ金利でも債券先物と短期金利先物の動きは全く違う。債券先物は通貨や株式市場の外部環境に敏感に反応する。例えば、株式市場が急落すると債券先物価格が跳ね上がるといったように。短期金利はどうか。金利の先高観や先安観が反映されてゆっくりと動く。ユーロドル短期金利先物はここのところ動きがない。米国は実質的にゼロ金利政策をとっているので将来における金利の先高観があるので、それが反映された構造になっている。しかし、ここのところ短期金利先物価格の変化がほとんどない。
ところで、ユーロドル短期金利先物オプションはオプション市場の中で最も流動性のある銘柄の一つである。金融期間は金利変動リスクをヘッジするために利用しているののが流動性が豊富な背景である。短期金利先物に動きがないのでここのところでオプションでタイムディケイを取るのに徹している。
1月相場のサイクルに賭けた株式オプションとボラティリティトレードで幸先よくスタートできたが、株式市場はボラティリティがかなり低下してしまいオプションプレーヤーとしてはもはや面白くない。
今、注目しているのでは債券と通貨である。米債券は長期債と中期債のスプレッドが縮小しているので注目している。一方、通貨は欧州通貨(ユーロ、英ポンド)が回復してきた。欧州ではインフレ懸念が台頭している一方で、アイルランドやベルギーの問題が燻っている。欧州通貨はなお脆弱だ。もう一度崩れると面白いのだが・・。今はそれを狙ってじっと待っている。
昨夜、米株式市場は下落した。1月ずっと堅調なマーケットが続いていたので前日比1%以上の下落は久々だった。私はマーケットの動きを予測してポジションを建てるわけではないが、この状況を待ち構えていた。昨夜はイメージ通りの展開になったのだ。オプションプレーヤーとしての私がいつも意識しているのは周辺のマーケットをよく観察することだ。だから、私のトレード対象は幅白い。株価指数オプション、株式オプション、債券オプション、通貨オプション、商品オプションとオプションにおける様々な市場、銘柄に手を伸ばしてポジションを取っている。そうやって、次の一手を考えている。そうやっているとマーケットやマーケット参加者がマーケットの動きやボラティリティの変化を通じて様々な信号を発しているのがわかる。株式市場と債券市場の関係、そしてボラティリティを見ていれば昨夜の展開は読めた。株式市場が高値を更新している中でボラティリティインデックスはほとんど最低水準、そして、債券は下降トレンドを形成の中、超長期国債と長期国債、長期国債と中期国債のスプレッドが極端に縮小していた。この「極地」ではそれまでの反対のことが一時的にせよ起こる。多分、マーケットも居心地が悪いので姿勢を改める力が働くのだろう。ボラティリティは反発したいはずだし、債券のスプレッドも拡大したいはずだ。これらが実際に起こるには株式市場は一時的にせよ、急落しなければならないのである。物理学者である私の友人に言わせるとそれは「質量保存の法則」に基づいているのだそうだ。
私はコモディティの中は穀物オプションを好む。サイクルがわかり易く、かつてこのサイクルを利用してうまく利益をあげてきた。昨年はその好みのマーケットであまりポジションを取らなかった。サイクルが完全に狂っていたからだ。理由は米国政府の徹底した金融緩和政策によって余ったカネが大量に穀物市場に流入しマーケットを押し上げたことだ。それをまだ続いている。私の手元に届いた信頼できる筋の情報によれば有力ヘッジファンドも穀物市場に先物を通してダイレクトに入り込んでいる。また、ある投機筋は農産物関連の株式銘柄を買いあさったという。穀物オプションのボラティリティが高まりプレミアムに大きな歪みが生じているところで、従来なら私はコール売りを仕掛けるところだが手控えている。それらの投機筋が容易に穀物市場から出て行く気配を見せないからだ。今のコモディティ市場は完全に金融筋に牛耳られている。小さなマーケットに金融筋が本気で大量の資金が流入させればマーケットはどこまで上昇するかわからない。昨年はコットンマーケットが70%もの上昇を見せた。かつてはコモディティはショート側に立って利益を得ていたが今は安易にショートすると手痛い目にあう。
昨年(2010年)は年初から積極的に通貨オプションのポジションを取った。取引したのはほとんどがユーロ通貨オプションだった。1.50(対ドル)を切ったところから1.20を切るまで積極的にコールを売りまくった。面白いようにうまくいったが今のこの手法を使っていない。通貨市場の構造的な面白い特徴を利用し、より多くの通貨ポジションをオプションを利用して取ることにしたのだ。カナダドル、豪州ドル、スイスフラン、英国ポンド、ユーロ、日本円を対象にしている。通貨は機軸通貨であるドルを通じて関連し合っている。これを利用して、オプションでスプレッドを組む。これによってリスクを軽減し通貨の動きのアヤやオプションのタイムディケイから利益を上げることができる。
通貨オプションのスプレッドではちょっとした方程式を解くことが求められる。例えば、ユーロ円のポジションを通貨オプションで取るとどうなるか。「ドルプット」の"売り"と"買い"のスプレッドになるのだ。ユーロ円からどうして「ドルプット」が出てくるのだろうと不思議に思うに違いない。
通貨に興味のある方は、私のオフィシャルサイトの今日の「ダイアリー」を読んでいただければと思う。(http://masuda.enjyuku.tv/blog/)
私は通貨の専門ではないが通貨市場を無視することはできないので通貨オプションを利用して通貨のエクスポージャー(リスクポジション)を持っている。通貨市場を攻略する上で私はいろいろと通貨の動きや通貨オプションについて私なりに調べた。FXトレーダーの専業トレーダーと違い、取引画面を多くみて目先の通貨変動を捉えるような芸当は私には向いていないし出来ない。そこでオプションの経験を生かして通貨オプションを利用することでこの市場でのポジションをもつことにしたのである。通貨オプションのボラティリティは向上的の低水準で株式オプションのようにボラティリティを利用したスプレッドは組みにくい。通貨変動をうまく利用するしかないのである。通貨の上げ下げをうまく捉えて利益を上げることに長けているなら、これほどシンプルでいいものはないだろう。だが、私はそのようなトレードに長けていない。そこで私は通貨オプションを利用してスプレッドポジションをもつことで相場の歪みを上手く取ることにしている。これが通貨オプションだとけっこううまく行くので自分自身驚いている。そのような戦略を実行するようになったヒントは全ての通貨は機軸通貨である米ドルを挟んで関連しあっているということに気づいたからである。そして、オプションでは「米ドル」のプットとコールのスプレッドに他の通貨を絡ませるというスプレッドである。通貨市場は一つのペアだけでなく多くの通貨ペアを見ることでそれらの関連性がわかる。それがわかるようなマトリックスを作っている。
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